年寄りになってから九州旅行に行きたいなら

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シニアライフをエンジョイするにはどうしたら良いかと考える人も多くなりました。定年して高齢者入りした後の生活では旅行を楽しもうという人も増えてきています。年寄りになってから九州に行こうと思ったときに敷居が高いと感じることもありますが、どのような計画を立てていけば安心なのでしょうか。

具体的な手順や方法を確認しておきましょう。

まずは現地への足を考えよう

九州旅行の敷居が高いと年寄りの人が考えてしまう原因としてよく挙げられるのが現地へのアクセスのしにくさです。

旅行に行きたいと思ったらまずは現地への足を考えるようにしましょう。確かに一時代前には本州や四国、北海道や沖縄などから九州に行くのは簡単ではありませんでした。しかし、今ではどの地域からでも比較的簡単にアクセスできるようになっていて、費用もかなり安く抑えられる状況があります。

代表的な移動手段として用いられているのが新幹線と飛行機の二つで、どちらを使っても年齢を問わずに九州に行くことが可能です。

一般的な傾向として遠ければ遠いほど飛行機の方が早くて安上がりになる傾向があります。

ただ、空港での待ち時間があるのが嫌だという場合や新幹線を使い慣れているという場合には必ずしも飛行機を使わなくても良いでしょう。飛行機で行く場合にはシニア割引を使える航空会社もある他、年齢を問わずに使える早期割引やセールなどを使って安くチケットを手配することも可能です。参照>福岡博多ビジネスホテル

身体に不自由がある人やその同伴者は優先搭乗をさせてもらえるので便利な交通手段でしょう。新幹線ではこのようなサービスはないものの、乗車や降車に不安がある場合には駅員にサポートしてもらうことが可能です。また、あまり距離が遠くないという場合にはバス旅行をすることもできます。

中国地方や四国からは日帰りで旅行できるような高速バスも運行されています。

宿泊をする場合には関西地方や東海地方からでもバス旅行が可能ですが、体力的に不安がある場合には直行便は避けた方が無難です。バスは安い交通手段であると同時に、車窓からの景色を楽しみやすいというメリットもあります。

もし関西以東からバスで九州旅行をしたいと思ったら、途中で経由地を作ると良いでしょう。関東からなら関西の大阪や京都、中国地方の広島や山口などで一泊する計画を立てると体力的な負担を軽減できます。

片道はバス、片道は飛行機といった選択肢もあるので合わせて考えてみるのが賢明です。

現地で何をするかを決めよう

現地へのアクセス方法が決まったら何をするかを考えてみましょう。九州ではできることがたくさんあり、選んだ地域によってそれぞれの楽しみ方があります。阿蘇のカルデラや屋久島の杉などの山々や森林を楽しむこともできれば、周囲を取り囲む海辺の景色を眺めて贅沢な一日を過ごすことも可能です。

アクティブな人ならもっと険しい山の登山に挑んだり、海水浴やダイビングをしたりすることもできるでしょう。一方、歴史的な観光スポットも各地にたくさんあるので、史跡巡りをして楽しむのも一興です。大きな美術館や水族館などもあるので、九州滞在は様々な方法で充実させることができます。

九州では他の地域にはないグルメも豊富にあります。博多周辺の地域では屋台が有名で、散歩をしながら食べ歩きをして楽しむこともできるでしょう。博多ではラーメンや水炊きなども有名ですが、どの地域に行っても地域ならではの伝統料理がたくさんあります。

グルメを楽しみたいなら長い滞在を計画して各県を巡ってみるのも良い方法です。ただ、人気の高いお店に行きたい場合には予約を取っておかないと入れないこともあります。もし定年して働いていないなら繁忙期を避けて予約を取った上で旅行に行くようにしましょう。

目的に応じた行動手段を手配しよう

現地で何をしたいかが決まったら、そのための行動手段を選び出すことも肝心です。現地までどのような手段で移動したにしても、観光スポットやレストランなどに行き来するための手段を選ぶことが必要になります。何をするかに応じて行動手段は厳選することが大切です。

狭い地域での移動では路線バスが使いやすく、博多などの中心地では地下鉄も利用できます。地方になるとバスの方が主要な公共交通手段となり、観光スポットが多いところでは観光バスも走っているので活用しましょう。ただ、色々なところに行きたい場合には体力的に負担が大きくなりがちです。

もし不安があるなら観光タクシーをチャーターしておきましょう。特に行動量の多い日に丸一日付き添ってくれるタクシーを手配しておくとかなり楽になります。必要があれば介護タクシーを予約しておくこともできるので、状況に応じて適切なサービスを選ぶのが大切です。

費用はやや高くなってしまうものの、快適な旅をする上でタクシーはとても役に立ちます。まだ運転するのに心配がないというのならレンタカーを借りて自由に移動できるようにするのも良いでしょう。

団体旅行なら考えたいこと

もし年寄り同士で集まって団体旅行に行きたいと思っているならツアーを利用するのも検討しましょう。同窓会などで集まりたいというときには特に有用な方法で、現地での行動計画を立てるのをプロに任せることができます。

完全にオリジナルのツアーにすることもできますが、既存のツアープログラムに乗っかる形で実施することも可能です。一般のツアーに参加するという選択肢もあり、必ずしも団体でなくてもツアーを活用しても良いでしょう。

コストパフォーマンスが高くて計画を立てる必要性が低いという点で優れているのがツアーです。ただし、九州ツアーは時期によっては混み合うので早めに予約するのが無難です。

コストパフォーマンスを上げるには

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年金生活を送っている人の場合にはコストパフォーマンスを上げたいというのが本音かもしれません。九州旅行のコストパフォーマンスを上げるには観光産業のサービスを利用するようにしましょう。ツアー以外にも現地での移動手段やレジャー施設の利用などを割引してくれるサービスがたくさんあります。

高齢者ビジネスが積極的に展開されるようになったお陰で、様々なサービスをお得に利用できるようになっているのが現状です。使わなければ損というほどに内容が充実してきているので、九州旅行に行こうと思ったときにはどのようなサービスがあるかを必ず確認しておきましょう。

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